明石屋さんまのトーク力(子供への接し方)

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■　明石屋さんまのトーク力(子供への接し方)　■

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今回は、明石家さんまさんの番組

”さんまのSUPERからくりTV”

（※　さんまのSUPERからくりTV
　＝　TBS系列で毎週日曜日 19:00～19:57（JST）に放送されている
　クイズ・バラエティ番組）

での、さんまさんとゲストとの会話のやり取りなどから
会話術を学んでみたいと思います。

まずは今回分析する以下のYOU TUBE動画
２本をクリックしてみてください。

明石家さんまから学ぶ子供の接し方１
こちらをクリック　http://www.youtube.com/watch?v=6ztFDOwm3z0

明石家さんまから学ぶ子供の接し方２
　http://www.youtube.com/watch?v=m4lE6qaxeCA&feature=related

（※　動画が急きょ削除されていて閲覧できなかった場合は、
　　　以下から動画をダウンロードしてご覧ください。

明石家さんまから学ぶ子供の接し方１
 明石家さんまから学ぶ子供の接し方２

　（↑のリンク文字の上で右クリックを押して
　”対象をファイルに保存”　を押して
　パソコン上の好きな場所に保存してください。）

　動画を閲覧するには、動画再生ソフトを
　お手元のパソコンにインストールする必要があります。

　おススメは、動作が速い”FLVプレイヤー”
　という無料ソフトです。

　”FLVプレイヤー”のダウンロード方法はコチラ

→　http://www.hot-relations.net/flv.html
→　http://www.hot-relations.net/flv2.html）

では、実際に分析していきましょう。

■今回の分析内容

番組名：「さんまのSUPERからくりTV」
放映日時：毎週日曜日 19:00～19:57（TBS系列）
今回の企画：明石家さんまのウキウキ家庭訪問
guest：内藤大助ファミリー
動画の場所

明石家さんまから学ぶ子供の接し方１
こちらをクリック　http://www.youtube.com/watch?v=6ztFDOwm3z0

明石家さんまから学ぶ子供の接し方２
　http://www.youtube.com/watch?v=m4lE6qaxeCA&feature=related

※　内藤大助さんとは？　：　元WBC世界フライ級王者で、現タレント
詳しくはこちら（Wikipedia）

では、まずは、↑をクリックして、動画を見てみてください。

今回は、からくりテレビの”明石家さんまのウキウキ家庭訪問”という企画で、
元ボクシング世界チャンピオンの内藤大助さんのお宅にお邪魔した時のVTRですが、

動画の後半、内藤大助さん息子さんとさんまさんとのからみが
参考になるのではと思います。

動画の秒数で言うと、「7：00」あたりから。
大人からしたら『面倒くさい』と思いがちの子供のじゃれ方に対して、
子供も楽しそうに、また大人も楽しめるように接しています。

無視もせず、すごいなと思いますが・・
子供とどう接していいか分からない人にとっては役に立つと思いますね。

今回のテーマは、

：明石家さんまから学ぶ子供の接し方

ですが、

今回ピックアップするポイントは、
2本目の動画の”さんまさんが語る子供の扱い方”から。

今回の企画内容は、
”お悩み”を持つ芸能人のお宅に
明石家さんまが直接訪問しその悩みを解決するというもの。

で、２本の動画の流れは、
さんまさん・浅田美代子さん・つるの剛士さんが、
ゲストの内藤さんのお宅を訪問し、

ご家族やお部屋の紹介をされたり、
奥様の手料理をごちそうになったり、

そして、内藤さんのお悩みを
さんまさんが解決するという流れ。

動画の1本目では、ご家族の紹介と
お部屋の紹介がメインで、

その途中、内藤さんの息子の亮君が
さんまさんを気に入って、さんまさんだけ連れ出して

個人的にお部屋を紹介したり、
遊んでもらおうとちょっかいを出したりという流れで、

2本目が、内藤選手の悩みを
さんまさんが解決するというもので、

内藤さんの悩みは、
分析のテーマにもなるので、
この後にご紹介しますが、

この悩みとはいったい？という
番組のクイズにもなっているので、
答えを番組で回答者と一緒に当てたいという方は

２本目の動画を２分過ぎまで見てから
以下の分析を見てもらいたいのですが、

内藤さんの悩みとは、

・・・

動画もう見ましたよね？

正解は、

”息子が全然なついてくれない”

という悩み。

その解決法としてさんまさんが、
子供に好かれるコツを2：28秒ぐらいから
話しはじめている様子が以下になります。

※　テレビの前を亮君が通ったのを見て呆れた
　　内藤さんの一言から。

内藤大助：「（息子に呆れる様子で）お前よー・・・」
さんま：「すぐ怒るから、俺怒らへんやろ？
　ね、絶対、
　（亮君がさんまさんにオモチャを見せに来て）
　ウワ!!（笑）何コレ？
　疲れますけど合わさなアカンから、子どもだけは」
内藤大助：「なるほど」
さんま：「子どもと遊んだら１番疲れるからね。
　あの、（ボクシングの）試合より疲れる」
つるの剛士：「本当そうですよ。」
さんま：「な。だからあの」
亮君：「（さんまさんに）ねえ、コレ」
さんま：「え？」
内藤大助：「亮！ねえ、さんまさんばっかり
　「パパパパ」って言わないの？」
さんま：「（亮君に）こんなもんカンタンやがな。
　こんなのー、全然・・（ワザと間違える様子で）（笑）」
亮君：「コレはコレだよー」
さんま：「えーー！？（笑）
　頭いいー。（別のブロックを持って）それでコレは
　（またワザと間違える様子で）」
亮君：「チガウ！（笑）」
さんま：「ええ、チガウの？」
亮君：「コレは、えっとー」
さんま：「イヤ、それは入らへん！（入ったのを見て）
　ウワ！！（笑）」
つるの剛士：「さんまさん上手。
　これですよ　内藤選手。」

さらに、奥様がおもてなしをする場面でも・・

さんま：「かわいらしい奥さんでしょ？」
浅田美代子：「ねえ、かわいい」
さんま：「駅前のマクドナルドで口説いたという」
つるの剛士：「そうなんですか？」
内藤大助：「ミスドです（笑）」
浅田美代子：「へええ」
さんま：「奥さんもそりゃこんなんが近づいてきたら
　奥さん嫌だったでしょ？」
亮君：「（割り込むように）変えるとこうなるんだよ」
さんま：「うわ　変えるとこうなる・・・（笑）
　（今話してるから、というジェスチャーをした後で再び奥様に）
　始めイヤだったでしょ？」
亮君：「（さらにさんまさんの肩を叩く）」
さんま：「え？また変えちゃった？
　変え上手（笑）」
つるの剛士：「３歳に１００％ですね」

1本目の動画でも、始めから7：00辺りでの亮君との会話や、
この後の２本目の５：４０秒すぎなどでも

とてもためになることを
さんまさんは随所に言っておっしゃっていますが、

ここで参考にしたいのは、
ノリツッコミの反対をしているということ、

言い換えれば、反りツッコミ？
（私の造語です）みたいに、
一度反発してから、思いっきり驚いて

そのフォローとしてさらに褒めてあげています。

また、１本目の動画の

”亮くんがさんまさんを
　トイレに連れて行ったシーン”

でもそうですが、大人からしたら、

・トイレが流れたり、
・トイレ掃除するものが置いてあったり

というのは、何も思わないのが普通ですが、

子どもにしてみたら
そういうのが新鮮であったりします。

つまり、興味性のベクトル（方向）が
トイレの水の流れや掃除用具に向いているわけです。

だから、それに対しての話をしてあげ、
また、ビックリしてあげ、

さらに、褒めてあげる、

つまり、

・興味性を突く　→　反発　→　驚く（思いっきりノる）　→　誉める

こういう子供が喜ぶ要素が詰まった会話を自然とできるのが、
”反りツッコミ”というテクニックなんですね。

反りツッコミであれば、こういった会話の連動が自然にできますし、
子どもの興味について反発していても、

子どもは必然とさんまさんに
耳を傾けることになりますし、

反発自体は驚いてあげるための
フリですから、むしろ効果的なわけですね。