笑いのコツ（職歴編）

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■　笑いのコツ（職歴の話から笑わすコツ）　■

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今回は、職歴の話をしているときに笑わせるための、
笑いのコツについて、

12月26日放送の「さんまのまんま」　の中での
さんまさんとゲストとのやり取りから学びたいと思います。

番組名　：　「さんまのまんま」
Guest　：　　アイドリング!!!
放映時間　：　13:55～14:25

今回は、中盤、
「芸能界を止めたいと思ったことがあるか？」
というテーマでの話をピックアップしました。

さんま：「え、止めたいと思ったことはないの？」
Aさん：「ないです。」

※　メンバーの方の名前が分からないので
　　ここではA,b,cさんなどとしますことを
　　ご了承ください。

さんま：「あ、まだない？」
Aさん：「はい。」
Bさん：「（Aさんに）まだね、入ったばっかりだもんね。」
Aさん：「はい、入ったばっかりなんで。」
さんま：「入った、４期生？今年？」
Aさん：「はい、４期生です。」
さんま：「（全員に向かって）え、何人いてんの４期生？
　（４、５人手が挙がった中の一人を指して）
　え、（君も）入ったばっかなんだ？」
Cさん：「はい。え、見えないですか？」
さんま：「え？」
Cさん：「何か、入ったばっかりに見えないですか？」
さんま：「・まだ入ってないような感じするよ（笑）
　でも、お前ら、芸能界入って会いたい人とかいんねやろ？」

※　ここで、

　　さんま：「・まだ入ってないような感じするよ（笑）」

　　という笑いについてですが、この、

　　「入ってない」っていうのがなんで笑いになるのか？

　　流れで言うと、

　　さんま：「（全員に向かって）え、何人いてんの４期生？
　　　（４、５人手が挙がった中の一人を指して）
　　　え、（君も）入ったばっかなんだ？」

　　と言われたときのよくある展開として、

　　「見えないな」　→　新人らしくない、
　　ベテラン、などと言って笑いになりやすいですが、

　　ここでは、見える見えない以前の展開。

　　こういったひねった答えというが、今回の

　　「そもそも入ってない」

　　という答え。で、

　　これは、基本軸をブラす、みたいな答え方ですし、
　　軸がブレたら基本的には台無しなのですが、

　　反対に考えると大きな変化を生むことにもなりますので
　　大きな笑いにもなりやすいわけです。

　　これは、土台がブレた建物などが
　　一気に崩れるのと同じですね。

　　ここでの笑いは、”新人”からどれだけ離すかが大切ですが、
　　かなり離して、離しすぎて、

　　離すどころか「入っていることすらなくす」
　　つまり、グループに入っていることが前提の
　　ここでのポイントすら外す、

　　これが、軸をブラすということですので、
　　ここでのさんまさんのリアクションもそうですが、

　　他にも、

　　「君はまだ何にもなってない（出来てない）」
　　というのもありそうですね。

　　これは、アイドルどころか、
　　人間という”くくり”さえブラす、

　　ここまで軸を崩すと笑いもさっき以上に大きくなりやすくなるので、
　　大きな笑いを欲しい場合は、

　　枠をどんどん広げてそこにある軸をブラすことが良いでしょうね♪