トーク力 HOME > コミュニケーション能力の悩み > コミュニケーション能力をよくする会話のネタの順序
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分かりやすく、
明石屋さんまのトーク力(さんまのまんま・09年5月24日)を例に、
この回のさんまさんがどのように会話のネタの順序を決めていたのかを、
当サイト【ホットリレーションズ】風に探っていきたいと思います。
会話の構成は、説明型・問題提起・提案型で当てはめていくと、
この回の「さんまのまんま」のゲストは、
歌手の斉藤和義さん(初登場)だったのですが、
さんま(以下“さ”):
「会いたかった。長いことやってるんですもんね。
元々グループだったとかそういうことはないの?」
事前に斉藤さんについて調べたデータから、
さんまさんの頭の中で、広がりそうなネタを(たぶん即興で)サーチして、
「業界歴が長い」という話題のチョイスから、
業界歴が長い → ずっとソロでやっていたのか?
という流れで展開していますね。
だから、
さ:「業界暦が長くて、最近出てきたって事は、下積みが結構長いということですよね?」
→「路上ライブとかやったりしたの?」と、苦労話に持っていったり、
「売れてよかったね〜売れて変わったこととかあるの?」
苦労話から成功という流れで質問しても面白く話が繋がりそうですね。
また、
さんま(以下“さ”):「元々グループだったとかそういうことはないの?」と聞いたということは、
さ:「ずっとソロでやってんの?」 と同じ意味でもあるので、
他の歌手と“比べている”ということになりますね。
他の同種の方は、バンド組んだり離れたりがあったりする、という
一般的なイメージがあるから、さんまさんからこの質問・掘り下げがあったと思います。
(※掘り下げについては、会話の沈黙をなくす方法)
次に
さ:「結婚は?」
一般的な質問パターンで、「お年は → 結婚は?」というセットでいくとスムーズですね。
年齢からのネタの広げ方としては、
年が若いときは、「お年は?→恋愛は?」という流れで良いですね。
年齢 → 恋愛(結婚) という質問、基本的すぎますが使えますね。
さ:「子供は?」
「年 → 結婚 → 子供」という質問もセットで使えますね。
さ:「我々はフォーク世代ですからね。
(斉藤さんは)ちょっとそれより遅れた頃ですよね。誰世代なの?」
基本で当たり前ですが、これも“比べる”質問をしていますよね。
斉藤和義:(以下斉)「今、(さんまさん)お幾つでしたっけ?」
と言っていましたが、
これは少し無礼に当たるので、基本的に、目上や年上には恐縮した感じで
「失礼ですが、さんまさん今お幾つでいらっしゃいますか?」
「お幾つになられたんでしょうか?」
と言うと常識的にも良いと思います。
その答えで
さ:「53です。」
斉:「お若いですね。」
年齢 → 若い → 美容(エステ、運動法、スポーツ、食事)
年齢 → 若い → 老化
という横の広げ方のセットもコミュニケーション能力をよくする会話の構成として良く使えますね。
要は、「若い」 → 前向きな展開に行くか後ろに行くか。
笑いが欲しいときは、老化の話「自分の老いた話」をするとよいですね。
さ:「この間、ある人からのメールで「今、信玄餅食べてます。さんまさんは苦手ですか?」と来たので、「奈良や。」と返して、「何言ってるんですか?」と返されたので、良く見たら“苦手”を“岩手”と勘違いして読んでいた。」
と老いの話で笑いに変えていました。
さ:「いつまでも若くいようとは思いますね。恋すれば若くいられるのかな?」
斉:「あっ、してるんですか?」
さ:「してるでしょ?」
老いの反対で、若くいたい → 恋 というネタにつなげています。
だいたい、恋愛や性などの欲求の高い話に持っていくと、
話が盛り上がりやすいで、
老い → 若さ → 恋 の展開は
コミュニケーション能力をよくする会話の流れ(発展)の意味でも
覚えておくと良いですね。
また、
さ:「いつまでも若くいようとは思いますね。斉藤さんは何か若さを保つためにしていることってありますか?」
などのように、
「自分(さんま) → 相手(斉藤和義さん)」と“比べる”のも良いですね。
「斉藤さんはお幾つ?若いですね?何か秘訣は?」
「斉藤さんはお幾つ?老けてますね?昔から老け顔でした?」
などのように。
このように、話題はその時々で、いろいろ浮かんだりするとおもいますが、
浮かんだ話題(ネタ)に対して、取捨選択し、
話し方は、コミュニケーション能力をよくする会話の構成と
組み合わせていくのが良い方法でしょう。
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