タモリの会話術!

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■ タモリさんの会話の視線テクニック! ■

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タモリトークにおいて悩みがある人は多くいますが、

中でも、

「人と何を話したらいいか分からない。」

「どうやって話したらいいかが分からない。」

沈黙が怖い・・」


といった、トークのネタや組立、沈黙に関する問題は、
特に多くの人が気にしていたりします。


しかし、そういう人たちの多くは、
それ以前に”根本の問題”を
まず先に直した方がいいという人たちだったりします。


根本の問題とは、もちろん意識の問題ですが、
これを見直さないで細かい表面的なトークのコツを知っても、
そのテクニックはもちろん十分に活かされません。


「そんなの分かってるよ!」

ですよね・・ 

また、そういうマインド的なことを直すほどムズカシイ
というのもまた事実だったりもします。

でも、かといって何もしないでいても
問題は解決しないわけです。


そこで、

まずは表面的なことからでもとりあえず変えてみよう、
と考えるのが大多数ですし私もそれが正しいと思います。

行動すれば気持ちが付いてくる、
という科学的な立証もありますし。

(※ 笑顔を作れば気持ちも明るくなってくる、など。)


ですので、今日はその表面的なことについて
少し取り上げてみたいのですが、


そこで、まず一番手っ取り早くてカンタンな方法に、
態度を変えてみる、というのがあります。


  • 歩き方を変えてみる
  • 立ち振る舞いを変えてみる
  • 礼儀について知る
  • お辞儀を覚える
  • 落ち着きのない行動をしない
  • 視線に気をつける
  • 表情を固くしない
  • 手の動きに気をつける
  • 足の動きに気をつける など。



「そんなことぐらい誰でも分かるわ!」

と思ったかもしれませんが、これらが出来ていれば
根本の問題はほぼ解決できていますので、

人に好かれないなどの問題を抱えている人は、
どこかしら、これら(※ 上記以外の総合的な態度も含む。)が

出来ていないと考えたほうが妥当だと思います。



ですが、この”態度を改める”というのは意外とムズカシイもの。


なぜなら、これらのテクニックは、1個だけ出来ていても、
全てが一様にできてないと他も悪く見えてしまう。


だから、1個を意識して直しても
相手からの反応があまり変わらなかったりするので、


「成果がない? → 意味がないのでは?」

と挫折してしまいやすいんですね。


でも、だからといって何もしないわけにはいきません。

少しでも態度を改めて良い対人関係を磨きたい、
そう思うのはとうぜんです。

ですので、そういうあなたのために、今日は、
その態度の中でも、視線について。少しお話したいと思いますが、


視線というのは、見つめれば見つめるほど
相手にプレッシャーがかかります。

では、見なければプレッシャーはかからない?


といったらこれも違います。


たとえば、会話をしていて
アイコンタクトを自然にするようなとき、


〈例〉
・挨拶     
   (「おはよう」「さようなら」)

・質問するとき(されたとき) 
   (「おはよう、元気?」)

・意志を伝えるとき(伝えられたとき)
  (「俺は○○だって思うんだよね。」)

・話題を変えたとき
  (「そういえばさぁ〜」)

・疑問に思ったとき
  (「アレ?でもそれって〜」)


など。これらのようなときに相手を見なかったら、相手は

相手『他のこと考えてるのかな?機嫌悪いのかな?それとも嫌われてるのかな。』

などと、不安になります。つまり、これも悪い意味での立派なプレッシャーになります。


ですから、相手の目を見ることも、逆に見ないことも

どっちもプレッシャーがかかっているわけです。

では、どのくらいの感じで見たほうがいいのでしょうか?


よくあるコミュニケーション系の本には、

・目だけを見ないで顔全体をぼんやり見ること

だとか、

・たまに視線を外すこと

と書いていたりしますが、正直よく分からない・・

と思ったのは私だけではないはずです。



現にこの”視線のプレッシャー”については、

お昼の顔として不動の人気を得ているタモリさんでさえ深く悩んでいたようで、

彼は、毎回、笑っていいともでテレフォンショッキングに来るゲストが

どうしたら緊張しないかといろいろ考え、

試行錯誤していた過去があり、その結果、行き着いたのが

今日のサングラスだというのです。タモリ



タモリさんは、そのサングラスの濃さ・濃淡の具合で
視線のプレッシャーを調節してきたのだそうですが、


それを物語るのが、本人が出演したラジオ番組での

この一言です。


「(サングラスをしてるのは)ゲストをリラックスさせるため。
 しかし、真っ黒なサングラスだと逆に威圧感があるから、
 やや暗めのサングラスにしている」

 タモリ談。(ラジオ番組にて)


しかし、彼のように、皆が皆、あの薄暗いサングラスをするのは

どうかと思います。

タモリ


要は、バランスです。
視線のバランス(視線のパワーコントロール)。

つまり、あまりにも見ないのもダメですし
見すぎるのもダメ。

ですので、

『見すぎちゃってるかな』 → 見る回数をちょっと減らそう。
             → 見る時間をちょっと減らそう。

『あんまり見てないな』  → 見る回数をちょっと増やそう。
             → 見る時間をちょっと増やそう。


こうやって人と話しながらパワーバランスを意識し、
増えたと思ったら減らし、少ないと思ったら増やす、

そういう臨機応変さを適宜、見る頻度や時間で調節する、
その”バランス感覚を身につける”ことが
大切なのではないでしょうか。♪

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