相手の気持ちによって使い分けるべき実践質問術!

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■ 相手の気持ちによって使い分けるべき実践質問術! ■

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前回は、”誰でも気持ちよくできる会話の終わらせ方
について話をしましたが、

今回は、

”相手の気持ちによって使い分けるべき実践質問術!”

というテーマでコミュニケーションを
実践的に説明していきたいと思います。




今回の場面も前回の「寒いですね」から広げるトーク術と同じ
「寒いですね。」

からですが、今回は少しチガウ展開に話が進んだ場合の対処法
についてを説明します。


さらには、相手の気持ちによって質問を使い分ける方法
についても一緒に説明していきましょう。




相手 :「寒いですね」
あなた:「寒いですね、冬本番で」
相手 :「鍋がおいしい時期になってきましたね。」
あなた:「ですね。何鍋が好きですか?」


※ 相手が、鍋の話をしてきたので、
  鍋をテーマにさらに掘りさげていますが、

  相手とこちらの関係が当たり障りない関係だったり
  相手から振ってきたのに、鍋の質問を返しても

  相手のテンションが上がっていないなら
  ただのその場しのぎと捉えて、

  すぐに話題を変えた方がいいのが
  コミュニケーションのややこしいところ。


  そのために、いくら言葉では
  鍋に興味があるようなことを言っても、

  相手の表情や声色はよく観察する必要があります。

  そこで、本当に興味がありそうなら掘り下げていく、
  『なんだ、言ってる割に興味ないのか?』と判断したら、

  たとえば、

  あなた:「ですね。特に冷えてきたから余計ですよね。
   最近、本当寒いですからね。」

  などと、”寒い”をテーマに広げたりすれば良いでしょう。


では、もう少しこの話の分析を続けていきます。




相手 :「鍋がおいしい時期で」
あなた:「ですね。何鍋が好きですか?」
相手 :「水炊きですね。」
あなた:「私も。おいしいですよね。
 他のも好きですけど、特にね。」


※ 相手は、鍋で話を振ってきたら、
  とりあえず鍋関連の質問を返せばOK

  という考えはベターではありますが、前述のとおり、
  それでも、人によっては、ただの場つなぎだったり、

  適当気味に言ってしまったけど、
  本当はそこまで大好きでもないときもあります。


  そういったときに普通に鍋の質問をしても、
  相手にスカされるだけで、コチラが痛い目にあいます。


  ですから、この時の対処法としては

  相手:「鍋がおいしい時期で」


  のあとで、すぐに反応しないこと。


  つまり、必ず止まって(黙って)相手の反応をみること。

  そこで、表情、目の色や輝きなどから、
  『鍋に興味があって言ってるんだな』

  と思ったら初めて質問すればいいんですね。


  ここで、沈黙が怖くて
  すぐに質問をしてしまう人もいますが、

  質問とは、その場の会話の流れを制限してしまうものなので、
  相手の言いたい事と違うことを聞いてしまったら、

  逆に、相手の興味をシャットアウトして
  黙らせてしまうことになります。


  そうなると、相手からしたら、
  あなたと話していると言いたい事が言えない、

  = 欲求不満

  にさせてしまうので、こういったときは少し質問せずに、

  あなた:「鍋はいいですよね。」

  などと様子をうかがいながら、
  相手の言いたい事があるかどうか
  探ってみると良いでしょうね。


今回はこの辺で♪(^O^)

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