トーク力 HOME > コミュニケーション能力の悩み > 「寒いですね」から広げるトーク術
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冬になると街のアチコチで、
Aさん:「いやあ、寒くなりましたね。」
Bさん:「本当、冬本番って感じですね。」
という会話が飛び交いますが、
会話が苦手な人は、
そういった会話にどうやって絡んだら
良い人間関係が築けるのかと
不安に思っている人もいるかもしれません。
暑さ、寒さ、という、
天気をテーマに話をすることは
一年中、会話の出だしとして
されるテーマですし、
そこでスムーズに対応できないと、
その後の人間関係も円滑に作りずらくなってしまいます。
ということで、今回は「寒い。」をテーマに
実践的な会話形式でそのやりとりを
分析していきたいと思いますが、
ここでは分かりやすい例として、
職場という状況でありそうな会話の展開を
取り留めなく書いてみたいと思います。
相手 :「寒いでしょ」
あなた:「寒いですね、冬本番で」
相手 :「周りも何人も風邪ひいてますよ。
あなたは大丈夫ですか?お互い気をつけないとね。」
あなた:「仕事にならないですからね。」
相手 :「ね、どんな仕事でもそうですけど。
気をつけないと」
※ よくありがちな会話ですが、
ここで場合によってはちょっと気になるのが、
この相手の
相手:「気をつけないと」
という言葉。
これ、よく見ると同じ言葉を2回繰り返していますが、
人は、言葉を繰り返すことで
念を押しているように感じます。もちろんですよね。
このように、いちいち言うことで
あなた:『なんで念を押してるのかな(強調しているのかな)?』
あなた:『なんで二回言うの?』
という気持ちが芽生える。となると、その意味合いを、
受け手は考えます。
例えば、
あなた:『自分の健康を気にかけているのか?』
あなた:『この人の周りで健康を害した人がいるのか?』
また、逆にコッチに注意してくるような
言い方をしてきたとしたら、
あなた:『何?俺ってそんなに貧弱キャラ?』
あなた:『バカにしてるのか』
とも感じるかもしれないので、こういう言い方は
あなたが反対の立場ならとうぜん避けるべきです。
(※あなたが目上なら例外ですが。)
ですが、この対策としては、
”気をつけないと”という言葉に
変に気持ちを乗せなければさほど問題にはならないので、
気をつけるならば、
当たり障りない言い方にすれば良いわけです。
では、その例についてを先ほどの続きから
また分析してみましょう。
相手 :「寒いでしょ」
あなた:「寒いですね、冬本番で」
相手 :「周りも何人も風邪ひいてますよ。
気をつけないと。」
あなた:「仕事にならないですからね。」
相手 :「どんな仕事でもそうですよね。風邪引くと。」
あなた:「これからもっと寒くなりますから。」
相手 :「雨は降らないけど、気温また下がるそうですね」
あなた:「そう、それで雨にまで降られたら
本当イヤですよね。」
相手 :「ねえ、イヤですね。
今日も寒いですから温かくしてお過ごしくださいね。
では失礼します。
※ 途中、仕事の話で広がらないとみるや、
すぐに風邪のキーワードに戻って、
未来系の時間軸、という他の展開に繋げています。
これが話しの間口を広げるということになりますが、
例えば仕事の話をさらに掘っていくとなると、
テーマを”掘り下げる”ことになり、
いわゆる”当たり障り”の”ある”会話になります。
すなわち、当たり障りのない話とは、
間口の広い話題をサラッとつなげて、
変にザクザクと掘らない、
表面をなでるような話しの事を言います。
また、未来の天気の話が展開されたあと、最後に、
相手:「今日も寒いですから
温かくしてお過ごしくださいね。
では失礼します。
と言って話しが終わっていますが、
この”話しのゴール”というのを
どのようにしたらいいのか分からない、
と悩んでいる方も多くいますので、
この、話を終わらせるコツを説明すると、
一言でいえば、
○○を言う。
ということなんですね。たとえば・・
次回は、この、
”誰でもカンタンに話を終わらせるコツ”
それと、今度はシーンを変えて、
”仕事の帰りに近所の人と会ったときの実践会話術”
というのをご紹介しますのでお楽しみに♪(^O^)
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