笑いのコツ(前置き+うぬぼれ系)

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■ 笑いのコツ(前置き+うぬぼれ系) ■

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ダウンタウンから学ぶトーク力!


今回は、ダウンタウンの番組である

”ダウンタウンのガキの使いやあらへんで”

での、浜田さんと松本さんの会話のやり取りから
会話術を学んでみたいと思います。


(※ ダウンタウンのガキの使いやあらへんで
 = 日本テレビ系列で毎週日曜日 22:56〜23:24に放送されている
 バラエティ番組)


今回は実際にYOU TUBEでの動画を
一緒に見ていただきながら
分析をしていきたいと思いますので

まずは以下のYOU TUBE動画を
クリックしてリンクを開いてください。

ガキ トーク ダウンタウン
→ http://youtu.be/znLjAM2CJzQ


(※ 動画が削除されていて閲覧できない場合もありますので、
   その場合は以下から動画をダウンロードしてご覧ください。

ガキ トーク ダウンタウン


 (↑のリンク文字の上で右クリックを押して
 ”対象をファイルに保存” を押して
 パソコン上の好きな場所に保存してご覧ください。)


 動画を閲覧するには、動画再生ソフトを
 お手元のパソコンにインストールする必要があります。

 おススメは、動作が速い”FLVプレイヤー”
 という無料ソフトです。


→ FLVプレイヤーのダウンロード方法
→ FLVプレイヤーのダウンロード方法2




では、実際に分析していきましょう。


■今回の分析内容

番組名:「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」
放映日時:毎週日曜日(一部地域を除く)22:56 - 23:26(JST)
 日本テレビ系列放送のバラエティ番組。
番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/gaki/
番組詳細(Wikipedia):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%AC%E3%82%AD%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%B8%E3%82%93%E3%81%A7!!
動画の場所 → http://youtu.be/znLjAM2CJzQ




今回の動画の内容は、オモロー山下

前半(〜4分32秒)はジャリズム山下しげのりさんのグチで、
後半(4分32秒あたり〜)は、ハガキコーナー

という流れですが、


今回分析するポイントは、
動画前半の

”ジャリズム山下しげのりさんのポイントカード事件”

という話から。

2分21秒あたりからですね。



”ジャリズム山下しげのりさんのポイントカード事件”
の内容は、ダウンタウン松本さんが
千原ジュニアさんの引越祝いに

電気屋で10万円ぐらいのテレビをプレゼントした
ときにもらえるポイントを

先輩を押しのけて無関係の山下さんが
しゃしゃり出て自分のポイントカードを提示した

という話から。




松本:「ポイントカード事件っていうのがあって。
 千原の弟が引っ越した、いうて、
 「まあまあ引越祝いしたるわ」言うて」
浜田:「ああ、ああ」
松本:「あのお、電気屋行ってね、
 テレビ買うたったんですよ。」
浜田:「はいはいはい。」
松本:「で、まあまあ、10万ぐらいですよ。」
客席:「おおおおおお」
松本:「・・ねえ、まあ、これだけの話なんですけど。」
客席:「(笑)」
浜田:「(ツッコミ)ポイントカード事件言うたやないか!」
松本:「イヤ、思いのほか感動してくれたから
 もうコレでええんかな思って。」
浜田:「ポイントカードはどこやねん?」
松本:「そこで変な話して、なんかウヤムヤになるのも」
浜田:「ええねんそんなもん!」
松本:「このままガーッと行った方が」
浜田:「アカン(笑)(ツッコミ)
 何やねんポイントカードを言えよ!」
松本:「ほいでね、僕お金だけ払って
 他のところ見てたんですよ。」
浜田:「はいはいはい」
松本:「ね、ほいなら山下も一緒におって、
 (店員が)「ポイントカード、どうなさいますか?」
 ”ポイントカード、ど”ぐらいで、
 あいつ財布出してウーワーー(笑)
 「コレに押してください!」(笑)
 おのれのポイントカードウワーーって。
 お前のポイントは下がりっぱなしやっちゅうねん!!」
浜田:「あ、一応ポイントカードは
 持っとんねや?」
松本:「持っとんねん。それも元々
 前に俺が買うたときに作らせたポイントカードなんですよ。
 アイツのんじゃないんですよ。
 それをジュニア押しのけて。。
 アイツ、セコセコ裁判やってもいいぐらいですよ。」
浜田:「ああ、そう?」
松本:「ヒドイですもん。グアム行ったときもね・・・」


※ この後も、山下さんの話はつづくのですが、
  ココで注目したいポイントは、

  客席が驚いた後の
  松本さんのリアクション。


  ココですね↓

  客席:「おおおおおお」
  松本:「・・ねえ、まあ、これだけの話なんですけど。」
  客席:「(笑)」
  浜田:「(ツッコミ)ポイントカード事件言うたやないか!」
  松本:「イヤ、思いのほか感動してくれたから
   もうコレでええんかな思って。」
  浜田:「ポイントカードはどこやねん?」
  松本:「そこで変な話して、なんかウヤムヤになるのも」
  浜田:「ええねんそんなもん!」
  松本:「このままガーッと行った方が」


  ポイントは、本当のオチは全然後にあるはず?
  なのに、そのオチを言うかなり前に、急きょ、
  
  松本:「・・ねえ、まあ、これだけの話なんですけど。」
  
  というオチを入れたこと。
  
  また、それに対してのカブせ方ですね。
  
  
  前置きの説明の途中で、
  聞き手のこういう系のリアクションがあった後に、
  
  話しを終わらせる笑いがとれる
  いわば、合わせ技の笑いがとれるレベルの高い人は
  そうは多くないと思いますが、
  
  これがなぜ面白いか、といえば、
  前フリとして続きにオチがあることを
  想像させているのにバッサリ切るという意外性、
  
  +高いお金を出してプレゼントした話の後で
  沸いた客席の声に乗っかった、
  
  いわば、自惚れた展開、という2つの笑いが
  合わせ技として存在していることに理由があると思われます。
  

  言い換えれば、非常識性とも言えますが、
  この

  ”誉められる”
  ”沸く”
  ”歓声が上がる”(ヒューヒューなど。)
  
  といった聞き手や周りの反応があったときに、
  普通は、

  ”断る”
  ”否定する”
  ”謙遜する”
  ”遠慮する”
  
  わけですが、笑いを作るためには、
  それに対してワザと反対のことをすることが
  今回のように有効ですね。
  
  つまり、

  ”断る” ⇔ ”受け入れる”
  ”否定する” ⇔ ”肯定する”
  ”謙遜する” ⇔ ”不遜する”(威張る)
  ”遠慮する” ⇔ ”図々しくする”
  
  
  こういった内容をリアクションに
  踏まえていくことが笑いのポイントになります♪(^_^)

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