トーク力 HOME > 芸能人のトーク力 > 明石屋さんまのトーク力 > 明石屋さんまのトーク力(さんまのまんま・10年10月13日)2組目
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今回は、10月13日放送の
「さんまのまんま」25周年記念スペシャル の中での、
さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力(会話力など)を学びたいと思います。
番組名 : 「さんまのまんま」
Guest : 坂口憲二 稲森いずみ 清原和博 和田アキ子 倖田來未 中村勘三郎 小林麻耶・麻央
放映時間 : 21:00〜23:18
今回は、「さんまのまんま」25周年記念スペシャル
ということで、総勢8名のゲストの方々が出演されたのですが、
メルマガでは、以下の3組に分けて
それそれをご紹介したいと思います。
1組目 : 坂口憲二 稲森いずみ
2組目 : 和田アキ子 清原和博 倖田來未
3組目 : 小林麻耶・麻央 中村勘三郎
では、今回は2組目の、
まずは清原さんがプロ野球引退後の生活について
語ったシーンから分析していきたいと思います。
※ 1組目の分析は月日に配信させて頂いていますので、
まだご覧になっていなければ、ぜひご覧になってみてください。
さんま:「今まで無頓着に暮らしてきてんやろ、バットばっかり振って?」
清原和博:「そうですね。」
さんま:「で、野球することだけが人生やったんやもんね。」
清原和博:「はい。」
さんま:「ねえ、あと、もう無学に近いでしょ、世の中のこと?」
清原和博:「そうですね。電車も乗れないですね。」
さんま:「乗れないでしょ。」
客席:「ええええ」
さんま:「乗れないよ、乗らへんねんもん。」
客席:「えええ」
清原和博:「乗り方分かんないですよね!?」
さんま:「座り方は分かるで!」(笑)
清原和博:「あっはっはっはっはっは」
さんま:「 ああ、 俺たち、ちょっと、ダメな人生、かもしれませんよね?」
清原和博:「 そうですね。」
さんま:「だって、やらしてもらえなかったわけですもんね、そういうの?」
清原和博:「そうですね。」
※ 清原さんは長いこと野球だけをしてきたことが影響して、
一般人がする普通の生活もしてきていないために、
引退後、世間知らずな自分に困っているという話でした。
これは芸能人の方などでもそうですが、
そういった方が電車に乗れない話と言うのは、よくある例ですよね。
で、ここでのトークのポイントと挙げたいのは、
さんまさんのボケですね。
つまり、
さんま:「座り方は分かるで!」(笑)
という部分ですが、ここまでの流れとしては、
電車に乗れない、と清原さんが言った後で
驚いた客席に対し、さんまさんは清原さんの側に立って
トークを進めています。
テーマとしては、電車に乗れない、
つまり、(出来ない)というニュアンスを強調したうえで、
最後のボケとして、「でも、○○は出来る。」という、
反対のことを話して笑いにしています。
その、できない、というイメージがついたところで、
今度は、その"できない"度合を超えるような
つまり、"何もできない人"というところまで落としておいて
「(そんな人だけど、)座り方は分かるで!」
と言っていることがわかります。
これによって、「そこまでアホじゃない」
という突っ込みができることになると思いますが、
これがボケのポイントといえます。
つまり、常識を超えたこと(非常識なこと)
を言えばいい、ということとなりますが、
このボケは、乗れないとは言ったが、
何もできないとまでは言っていないのに、
何もできない、という"非常識な"ところまで
持って行って話をしたからこそ、笑いが生まれたと考えられます。
ここでの流れをまとめますと、
清原さんが電車に乗れないと言ったことに対して、
客席から驚きの声という反対意見が生まれ、
これを大げさに例えれば、
清原さん VS 客席
という関係が生まれ、
そして、さんまさんが清原さんの意見をフォローした結果、
今度は、
清原・さんまコンビ VS 客席
のような構図になり、さらに、乗れないことを強調し、
そこで、その乗れないイメージから、
さらにダメなイメージを1拍、間をおいて
さんま:「座り方は分かるで!」(笑)
と持ってきたと考えられます。
こういった予想外の裏切りをすることは
笑いのポイントとなりますが、
それを可能にするのが"非常識"という
考え方なわけです。
では続いて。
歌手の長淵さんと親交の深い清原さんですが、
中盤、その長淵さんのおかげで
タバコを止められたという話から(^.^)
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