トーク力 HOME > 芸能人のトーク力 > 明石屋さんまのトーク力 > 明石屋さんまのトーク力(さんまのまんま・10年8月22日)
sponsordlink
今回は、10年8月22日放送の
「さんまのまんま」 の中での、
さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力(会話力など)を学びたいと思います。
番組名:「さんまのまんま」
guest: さかなクン(初登場)
放映時間:13:00〜13:30
今回は、中盤で年齢を聞かれたさかなクンのシーンから
ピックアップしました。
さんま:「前会ったとき28や言うてましたけど、それから数年経ちますけども、いくつになったの?」
さかなクン:「ギャーー。」
さんま:「それから数年経ちますけども
さかなクン:「そうですねーー。」
さんま:「さかなクン、いくつになった?」
さかなクン:「(少し悪ノリっぽく、立ち上がって敬礼をしながら)ハイ、成魚です!!・・(苦笑)」
さんま:「・・・」
さかなクン:「幼魚から成魚になって、その後は老成魚になっていくんですね。・・あれ?」
・・・一同苦笑い
さんま:「・・・(客席の女の子たちに向かって)これから君らそういいな、「成魚です。」って言うたらええねん。ほんならもう「聞く気ないわ」ってなると想うから。」
さかなクン:「(客席の女の子たちを見て)首(を縦に)振ってらっしゃいます。。」
さんま:「男の人がね。「いくつ?」って(聞いて)「成魚!」って言ったら、その後聞く気にならん。(笑)」
さかなクン:「なるほど。いろんな事を制御(せいぎょ)されそうですね。」
さんま:「あらま。」
意外と言葉のキャッチボールが出来る!?さかなクン。
と言うと失礼にあたるのですが、
しかし、この放送中、終始ダジャレのオンパレードでした(汗;
本当にダジャレが多くて、
さすがのさんまさんでも随所で困っている様子が目立ちました。
やはり、さんまさんほどのコミュニケーション能力でも
絶句や呆れたリアクションの連続でした。
この、ダジャレというものは、
世間でも言う人は多いですよね。
特に、年配になればなるほど多い!傾向にあるのですが、
当然、年配になれば、年齢的にも
ある程度の役職にもついていますので、
相手が年齢的にも役職的にも上の場合が多く、
結果的にとても気を使わないといけないことになります。
しかも、相手の人はダジャレをいう事が
ユニークで、誰も困っていない、
「むしろ場が盛り上がっていいじゃないか。」
と考えている人が多い、と言ってもいいわけです・・。
しかし、コチラからしたら、
ダジャレを言われるとリアクションに本当に困ります。
相手との関係性にもよりますが、
ダジャレと言うのは、返し(リアクション)が難しいもの。
さんまさんでさえ、この放送でどれだけ面倒くさそうで
困った様子を見せたか分からないほど。
しかも相手は後輩タレントであるのにも関わらず。
これが、一般の場合で、相手が年上の上司なら
どれだけ面倒くさいか、改めて分かりますね。
でも、どうやってダジャレを切り抜けたら相手にも悪く思われず、
自分も、ゴマすりにならず、ある程度の納得できる対処ができるのか?
色々とありますが、この後でも、
さんまさんが実際にダジャレに対して切り返しているシーンがあるので
それを見ながら実践的に分析してみましょう。
では続いて。
さかなクン:「あらっ」
さんま:「出ちゃったよ・・」
さかなクン:「(。・o・)ギョギョッ!」
さんま:「あんたあの、黒柳徹子さんにさんざんな目に遭わされたこと覚えてないの?(笑)」
さかなクン:「えええ。そうでしたっけ? いやあ、もう、楽しかったです。」
さんま:「俺、徹子の部屋で一番好きよ、あれ。」
さかなクン:「アアアア、本当ですか!?ありがとうギョざいます、さんま様、もう嬉しいです。」
さんま:「あれはもう歴史に残る放送やね。 さかなクンが一生懸命「ギョギョ!」とか
(言っても、黒柳徹子さんが)「(淡々と台本?をめくりながら)・・そうでございますか。」とか言って。(笑)
ずーーーっと放ったらかしにされたさかなクン。」
さかなクン:「(黒柳徹子さんのマネで)「・・ところであーた(あなた)。」(笑) 徹子様、また呼んでくださーい!」
さんま:「もう2度と呼ばないと思いますよ。」
さかなクン:「そうですか・・」
さんま:「(黒柳徹子さんのマネで、淡々と台本?をめくりながら)「・・そうでございますか。
ええ、ところであーた、お魚がお好きなんですって。」(さかなクンのマネで)「ギョギョ!」
(黒柳徹子さんのマネで)「・・そうでございますか。」(笑)」
さかなクン:「気づいたら息切れしておりました(笑)」
さんま:「気づいたら息切れしてた!?(引き笑い)」
さかなクン:「はい。(さんまさん、ずっと笑い続ける。)・・ギョギョでした。。」
さんま:「一生懸命喋ってた!?」
さかなクン:「もう、楽しかった、(自分の左胸を指差しながら)
ココに本物のイワシをつけられてたんですよ徹子様が。」
さんま:「おうおう。」
さかなクン:「もう感激しました。「どこでそのイワシを!?」(って言ったら、その答えで黒柳さんが言った一言。)
(黒柳徹子さんのマネで淡々と)「・・さぁ、どこだったかしらねー。」(笑)」
さんま:「(笑)」
さかなクン:「産地が不明だったみたいです。」
さんま:「さかなクン、よう頑張ったねー、そしたら。」
さかなクン:「そうですかー?」
さんま:「からくりテレビでもねー、小倉優子バンド入っていただいて。」
さかなクン:「また呼んで頂きたいです」
さんま:「あのー、要するに、出番がないのに編集行くって、・・アンタ不思議な人やよね。」
さかなクン:「もう、あの場が楽しくって楽しくって、しょうがなくて、」
さんま:「あっ、コンサートに出る夢は別にええの?あの、稽古場に行くのが楽しいの?」
さかなクン:「もう、あの場が本当に楽しくて、もう。自分、あの、お魚の水槽がたくさんあると思って。水槽、、勘違いの吹奏楽部に入ってしまって。」
さんま:「・・・(目が点になって。)」
さかなクン:「そこで、「なんだ、水槽ないじゃないか!どこかな」って」
さんま:「(黒柳徹子さんのマネで、淡々と台本?をめくりながら)「・・そうでございますか。」(笑)(黒柳徹子さんのマネで、)「ところであなた。」」
さかなクン:「ハイ。」
さんま:「成魚言うたって、かなり成魚やろ?(年いってるやろ?)」
さかなクン:「はい。成魚ですねえ。」
さんま:「ちゃう、本当に、あの時も「彼女いないんです」って。28年間、彼女いなかったよね!?」
※さかなクンが言ったダジャレに対して、(以下の言葉ですね。)
さかなクン:「もう、あの場が本当に楽しくて、もう。
自分、あの、お魚の水槽がたくさんあると思って。水槽、、勘違いの吹奏楽部に入ってしまって。」
水槽 ⇒ 吹奏 にかけているわけですが、
そのリアクションに黒柳徹子さんを出してきているのが
ここでの切り抜け方ですね。
黒柳徹子さんが
「(淡々と台本?をめくりながら)・・そうでございますか。」
と、以前さかなクンが徹子の部屋にゲスト出演した時に
黒柳さんが言ったリアクションを使って笑いにしたわけですが、
ダジャレを笑いにする方法としては、
このように、冷静に引くというのは有効ですね。
話は掘り下げず、乗っからず、が基本です。
あなた:「お魚の水槽と楽器の吹奏楽部?上手いですねえ!」
と言っていては、相手は喜ぶかもしれませんが、
あなた自身にとってストレスでしょうし、
周りの人は引くだけです。
ですから、話は掘り下げず、乗っからず、
笑いにするなら、とことん引くのが良いでしょうね。
しかし、相手が上司の場合、やはりこれでは
現実的なテクニックとはいえません。
相手によっては、お相手を傷つけないためには、
笑いにもせず、話しを続けることが求められます。
たとえば、こんなことを上司に言われたら
あなたの上司:「学生時代、部活動をしてたんだけど、
お魚の水槽がたくさんあると思って入ったら、勘違いの吹奏楽部に入ってさあ・・・」
もちろん困りますね。
『面倒くさいなぁ・・・』と思うかもしれませんが、かといって、
引いて笑いにするのも、相手が怒るかもしれない。
そんな時には、
≪例≫
あなた:「あらイヤだ。水槽チガイで。うまいですね。で、その後どうしたんですか、水槽部は?」
などのように、1回サラッと乗ってあげて、すぐに話しを元に戻すのが良いでしょうね。
ダジャレを言った人は、タチの悪いことに、
ダジャレ自体を誉めて欲しい心理があります。
ココでいう、
水槽 ⇒ 吹奏
が掛かっていることに
「上手い!」
「スゴイ」
と誉めてもらいたいわけです。
今後、ダジャレ上司のような人と話す機会があったら、
ぜひ使ってみてくださいね(^.^)
sponsordlink
☆ 会話術についてもっと詳しく知りたい方はこちら
読むだけでトーク力がアップする 【ホットリレーションズ通信】無料版
■ 無料メルマガ ■
■ おすすめ情報 ■
■ コンテンツ ■
■ サイト情報 ■
■ ホーム ■
Copyright© 2012 トーク力 All Rights Reserved.