明石屋さんまのトーク力(踊るさんま御殿・09年5月19日②)

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■　明石屋さんまのトーク力(踊るさんま御殿・09年5月19日②)　■

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明石屋さんまさんのコミュニケーション能力を分析して
あなたも明石屋さんまさんみたいな人気者になろう。

ということで、ココでは「踊るさんま御殿」で、
さんまさんとゲストとのやり取りから
コミュニケーション能力を学びたいと思います。

5/19の「踊るさんま御殿」バツアリ芸能人スペシャル
guest：「井戸田潤、大鶴義丹、桂楽珍、阪井あゆみ、酒井敏也、五月みどり、杉本彩、ノッチ、花田勝、早瀬久美、辺見マリ、三原じゅん子」

オープニングトークでは、事前にゲストの情報や近況について調べた事に沿ってさんまさんも話しているのが見て取れますので、自分が司会でトークするときにも同じステップを踏むと良さそうですね。

特に、バツアリというゲストなので、「子供」「離婚原因」「再婚」などの展開に話を広げられることから、実際のトークもその類の質問が多かったですね。

ですので、質問するときはその人から見えるグレーな背景の部分を探すのも、質問力向上につながると思います。

さんまさんの場合は、そこからさらに繋がる質問やゴールや次への繋ぎなどが一瞬で浮かんでるようなので、本当に司会者としても普段のコミュニケーションにも見習うべき所がイッパイです。

また、相手に質問して出た返答に対して、「一般的には？」と自問するとその次の質問が出やすいと思います。要は比べるということですね。

例・・
さんま（以下“さ”）：「子供は？」
阪井あゆみ：「いません。」

　→　『一般的には？』と考え、
さ：「そしたら円満に離婚してまだ旦那さんと会ってるとか？」
阪井あゆみ：「会ってないけど仲良いです。」
さ：「仲良いってどういうこと？」
阪井あゆみ：「連絡取ったりとか。」

　→　『一般的には？別れたんだから取る必要ない』と考え、
さ：「なんで連絡取るの？」

話の終わりに、
「～さんはどう？」
と、「他の人の意見も聞いてみる」話し方も参考になります。

これは、話の最後でウンウン頷く人が他にいたら、その人はその意見に同意する「賛成派」であり、
首をかしげたり難しい顔した人は、逆の「反対派」であることが多いので、周りを伺いながら話すと良いかもしれません。

実際にこの流れでさんまさんはよく、違う人に「酒井さんはどう？今頷いてたけど」などと聞き、何も無かったら、「何もないんかい。頷いてたからてっきり・・」と笑いにしてますよね。

井戸田潤さんが復縁したい話。
ここでは、奥さんも俺にまだ未練があるエピソードをしますが、
エピソードにカン違い的な要素があるお話で、

さ：「おかしい」
井：「おかしくない」
さ：「三原じゅん子さんおかしいですよねこれ？」
三：「コアラも同じ事言ってる」
さ：「連絡あるんだまだ？」
三：「毎日」
さ：「義丹ちゃんこれ分からないよな？」
義：「実は僕も酔っ払うと掛けちゃう」
さ：「お前ら何してんの？」　（おかしな奴3人もいる！）
さ：「嬉しいのかな女性は？」
三：「そりゃ嬉しいですよ」
さ：「じゅん子さん嬉しい？」
三：「イヤじゃない」
さ：「まだ好きなの？」
三：「好きですよ。」
さ：「また戻ってあげようとかは？」
三：「ソレはない。ケジメつけちゃったから。」
さ：「そうですよね。」
辺見：「情なんですよ」
さ：「そうですよね。井戸田、情やねん。愛情じゃないねん」
井：「いや違う、」
さ：「やっぱおかしい。」

井戸田さんは今でも大好き！
だけど、女性側は考え抜いて離婚している、だから未練は無いから止めておけ！という「別れた夫婦の未練」をテーマに話をしていますが、

実際トークを聞くと、ものすごいスピードですし、
途中で頭がゴチャゴチャしてくる感じの内容なんですが、

さんまさんは、ちゃんと頭の中に見取り図があり、
その中に「トークテーマ」「小見出し」などの区切りを一瞬でつけていたのでよくよく分析すると改めて素晴らしさが感じられますね。

何回言うんですか？
幾つなんですか？
何個入れたら気が済むんですか？

などのボケに対する突っ込みに、さんまさんはよく澄ました感じで
「4回やな」「５３やな」「5個やな」などと返しています。
これも普段のコミュニケーションに使えそうですね。

さっきの「話終わった時に他の人にも同じような意見があるか聞いてみる」話し方では、トークテーマを一言で例えば「浮気」なら、
他の浮気エピソードを持ってそうな人に聞いてみると良さそうですね。

このときも、ウンウン頷く人（エピソード持ってそうな人）などがいるか話ながらチェックすると良いかもしれません。

これは、トークを穴掘りに例えると、
真下に穴を掘ったけど行き止まりが見えたので、
今度真横に掘ってみるような作業といえるのではないでしょうか。（分かりづらいか・・）

先ほどの質問の仕方の「一般的には？」の他にも、
「比べる」「反対は？」という質問を自分に投げかけてみても良いでしょうね。

この、「比べる」は、「一般的には？」と同じで、
比べたときに出てきた違いを突っ込むと話が盛り上がるようですね。