トーク力 HOME > 芸能人のトーク力 > 明石屋さんまのトーク力 > 明石屋さんまのトーク力(さんまのまんま・10年5月30日)
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今回は、5月30日放送の
「さんまのまんま」 の中での、さんまさんとゲストとのやり取りから
コミュニケーション能力(会話力など)を学びたいと思います。
番組名:「さんまのまんま」
guest: 田原俊彦
放映時間:13:00〜13:30
49歳になった田原俊彦さん。
さんまさんと昔から競演することも多かったせいか、
昔話に花が咲いた30分でしたが、
今回は、そんな2人が共演した、
ジャニーズVSお笑いの「運動会」でのエピソードを
ピックアップしてみました。
田原俊彦:「俺の中でのさんまさんとの印象はやっぱ運動会ですね。 なんでこのお笑いのお兄ちゃんすごい頑張るんだろうなって。」
さんま:「出た!」(笑)
田原俊彦:「いいかげんにせえ、ここは俺の場面だろ、みたいな。メチャムキになるんですよ。」
さんま:「ごめん。俊ちゃん。本当に謝る。」
田原俊彦:「たまに、僕に勝つからムカつくんですよね。」
さんま:「あれは謝る。俺の大失敗。あれは、去年かな?フジテレビのスペシャルでそれ(運動会の映像が)流れたんですよ。郷ひろみさんがゲストのとき。もうね。大失敗、あの時俺と俊ちゃんアンカーやったよね?で、お笑い組みが、紳助竜介、山川豊さん、あのね、フジテレビのミスは、山川豊さんを遅いと思ってたんやね。」
※俊ちゃんが、運動会のテーマを振り、
さんまさんが回想しているシーンですが、
さんまさんの出だしが、5W1Hの「いつ」「どこで」
から始まっているのが分かります。
さんま:「あれは、去年かな?フジテレビのスペシャルでそれ(運動会の映像が)流れたんですよ。」
「誰が」というのはさんまさんなので省略し、
「どうした」を話していますが、このように
プロの方でも5W1Hに沿って話が進んでいるのがわかります。
5W1Hは分かっていても、
それが本当に実践的な知識だと思わずに、
使っていない人がどれだけ多くいるのか
驚くほどです。
話に困ったときなど、
「いつ?」
「どこで?」
「誰が?」
「何を?」
「なんで?」
「どうしたの?」
と頭の中でその話に質問している人が
本当に少ないことに驚きます。
普段、人付き合いで
話が続かなくて困っている人は
ぜひ5W1Hを実践してみてください。
では、さきほどの2人の会話の続きで、
さんま:「あれは謝る。俺の大失敗。あれは、去年かな?フジテレビのスペシャルでそれ(運動会の映像が)流れたんですよ。郷ひろみさんがゲストのとき。もうね。大失敗、あの時俺と俊ちゃんアンカーやったよね?で、お笑い組みが、紳助竜介、山川豊さん、あのね、フジテレビのミスは、山川豊さんを遅いと思ってたんやね。」
田原俊彦:「ああぁ」
さんま:「演歌歌手(=遅い)っていう括りで。」
田原俊彦:「そうですね。コンパス長いっすから、あの人」
さんま:「函館沿線っていう歌、歌ってはったんですけど、(足の速さを電車ぐらい速いことに例えて)ホンマに函館沿線!(笑)ぶっちぎったの!で、紳助も竜介も足が遅くないから。そのまま(ジャニーズチームに差をつけたまま)キープしたんよね?ほんなら井上はんや。忘れもせえへん、ディレクターの。」
田原俊彦:「しんごさん」
さんま:「しんごさん。(しんごさんがさんまさんに手を合わせてお願いするように) しんごさん:「さんまちゃん、コケて!」(笑)」
田原俊彦:「アハハハハハ」
さんま:「俊ちゃんが買ったほうが番組的には。 しんごさん:「さんまちゃん、コケて!」 さんま:「コケへんコケへん!」いうて。」
田原俊彦:「ムキになるから。」
さんま:「バトン持ってるとき、しんごさん:「できればコケて!」 さんま:「コケへん言うてるやろお前は!」言うて。(笑)ほいで、ほいでそのままゴールして。で、最優秀がホンマは俊ちゃんで(観客の声援は)「キャー」やねん。ほんなら、ウチの組が買ったもんやからやな。ほいで、俺は皆から「ようやったぞ、さんま。」「初めてだぞ、お笑いがアイドルを制したのは。」って言われて。それで、「ハハハハ」って喜んでて。ほんなら、「表彰!最優秀選手 明石家さんま!」 シーン(笑)もう(観客は)俊ちゃんのファンだらけやから。アレは俺、表彰状もらって、トロフィーもらったけど、 あれ捨てたもん(笑)んで俺、若手(後輩芸人)にな、「空気読め!」言うてんねんな、今。「お前ら、空気読め」と。「ココはSMAPがいくとか、お前らガツガツ行くなよ」って言うて。あのVTR(運動会の映像)見せられたんですよ。 俺やん空気読んでないの。(笑)」
※笑いは3回言うとどんどん盛り上がる、
という法則「3段オチ」も一般的にも最近言われるようになりましたが、
今回の話でもさんまさんは、
さんま:「しんごさん:「さんまちゃん、コケて!」(笑)」
さんま:「しんごさん:「さんまちゃん、コケて!」 さんま:「コケへんコケへん!」いうて。」
さんま:「バトン持ってるとき、しんごさん:「できればコケて!」 さんま:「コケへん言うてるやろお前は!」言うて。(笑)
この、さんまさんと当時のディレクターのしんごさん
とのやりとりを3回入れて笑いを膨らませています。
流れを見れば分かると思いますが、
わざわざ3回話す必要はないわけです。
それでも3回言うのはウケるからであり、
それが実際に使われているわけですから、
「3段オチ」がいかに普段の私たちも
笑いが欲しいときに使えるテクニックかが分かります。
ですが、これも、5W1Hと同じく
意識して使っていない人が大勢いる事は
あなたも普段の周りの人などから
伺えると思います。
では続いて・・
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