明石屋さんまのトーク力（踊るさんま御殿・10年11月9日)2組目

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■　明石屋さんまのトーク力（踊るさんま御殿・10年11月9日)2組目　■

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今回は明石家さんまさんの番組「踊るさんま御殿」　の中での、
さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力（会話力など）を学びたいと思います。

番組名：「踊るさんま御殿」
放送日：！10年11月9日
タイトル：こんな家族アリですか？大暴露でマジ喧嘩スペシャル!
放映時間：19:00～20:54

1組目guest：「大和田伸也・大和田獏　高畑淳子・高畑こと美　西村和彦・國重友美　中川家・中川愛子　ロッチ・中岡守」
2組目guest：「タカアンドトシ（タカ・トシ）　バナナマン（設楽統・日村勇紀）　オードリー（若林正恭・春日俊彰）　加藤ローサ　南沢奈央　斉藤洋介　松居一代　宮崎美子　金山和彦」

今回は、2時間スペシャルでゲストが
2組に分かれてトークが繰り広げられていましたが、

ここでは、2組目のゲストとのトークを
分析していきたいと思います。

2組目guest：「タカアンドトシ（タカ・トシ）　バナナマン（設楽統・日村勇紀）　オードリー（若林正恭・春日俊彰）　加藤ローサ　南沢奈央　斉藤洋介　松居一代　宮崎美子　金山和彦」

2組目は、毎週火曜日、日本テレビ放送の
「コレってアリですか？」という番組のメンバーの方々が
一堂に会してトークを繰り広げたのですが、

ココでは、若林さんが遅刻してきたときの態度に、
納得がいかない、とお話しされた、
宮崎さんのトークからピックアップしてみました。

宮崎さんの話しの前に金山さんの話で、

金山さんは、憎たらしい役を演じた若林さんと
番組で共演しているうちに

本当に若林さんがそういう人に見えてきてムカついた
という印象を受けたお話をされ、

その話を聞いた他のメンバーが
心底、納得しているような空気だったので、
設楽さんの方から、その中の1人である宮崎さんに向かって、

設楽：「宮崎さんなんかはどう思っているんですか？」

という質問があり、そこから宮崎美子さんのトークが
始まりました。

宮崎美子：「こんなことって、私も30年間仕事してきまして」
さんま：「はいはい、女優さんやってきて」
宮崎美子：「ええ、今日もね、撮影があったんですよ。」
さんま：「ええ、ええ。」
宮崎美子：「で、私はね、（若林さんが）
　7時50分に入られるって聞いてますから、
　その時点ではもうシッカリメイクして」
さんま：「はいはい。」
宮崎美子：「準備万端整えて、お待たせしないように。」
さんま：「はいはい。」
宮崎美子：「いたんです、7時50分入りに
　そこから？お入りになったのが？8時15分？」
バナナマン（設楽統）：「アラ、アラ」
宮崎美子：「私、待っていて、（お見えになったので、）
　『アレ？もう見えたかな？』（と思って）それで、」
さんま：「大先輩の女優待たして、ほう。」
宮崎美子：「それで、部屋を覗いたんです。
　それで（若林さんに軽い感じで）「オハヨウ！」って言ったら
　（若林さんが素っ気ない感じで）「あ、おはようございます。」

　（唖然として、）それから、「なぜ遅れたの？どうして？」
　という話は一切ないのよ。」
一同：「アレアレー（ブーイング）」
さんま：「普段からそういう奴やねん！」
オードリー（若林正恭）：「違うんす！違うんす！」
さんま：「何がや！「遅れましてすいません！」ってのが普通やな」
オードリー（若林正恭）：「ちょっと待ってください。」
さんま：「何でや！」
オードリー（若林正恭）：「・・説明したいからです。」(笑)
一同：「いいよ、説明しよう！」
オードリー（若林正恭）：「まずですね。」
さんま：「おうおう」
オードリー（若林正恭）：「僕が遅刻をしました。」
宮崎美子：「ハイ。」
オードリー（若林正恭）：「本当に申し訳ございません。」
さんま：「それは違う、それを何で最初に宮崎さんに言わへんねん？」
オードリー（若林正恭）：「ソコなんですよ。」（笑）
宮崎美子：「ブフ（吹き出し笑い）」
オードリー（若林正恭）：「実は、」
さんま：「うん」
オードリー（若林正恭）：「収録が始まるのが8時30分だったんですよ。」
宮崎美子：「うん。」
さんま：「八ッハーン。8時30分スタートやったから、
　お前は15分で用意が出来ると思って？」
オードリー（若林正恭）：「15分で用意をしないと、宮崎さんに
　遅刻がバレちゃうと。」
さんま：「おう。」
オードリー（若林正恭）：「ということで、僕は先にマネージャーに電話して、
　（”シー”という内緒のジェスチャーをしながら）
　「ちょっとコッチで頼むよ」と。」
宮崎美子：「ちょっと待って。本当に遅れてるわけでしょ？」
オードリー（若林正恭）：「本当に遅れてます。」
さんま：「ちゃう、謝らなアカンやろ？まず先に、」
オードリー（若林正恭）：「俺は、あの、」
さんま：「（あきれた様子で）俺は？」（笑）
オードリー（若林正恭）：「俺に言ったんす。「俺は」は。」（笑）
バナナマン（設楽統）：「俺に俺を言ったんだ？」
オードリー（若林正恭）：「俺に俺を言ったんです。
　（現状に参った様子で）これはマズイことになりましたね。」（笑）
さんま：「だから、それで？」
オードリー（若林正恭）：「俺は、宮崎さんにバレてないと思ったんです。」
さんま：「あ、それで謝るのを止めよう？」
オードリー（若林正恭）：「そうなんです。
　だからまず僕はバレてなけりゃいい、
　と思っちゃう人間である。これはしょうがない」（笑）
一同：「おーい！何開き直ってんだお前！」
オードリー（若林正恭）：「僕は宮崎さんにまだバレてないと思ってたから、
　遅刻した感を出しちゃいけなかったんです。」
さんま：「あああ。」
オードリー（若林正恭）：「だから、そうなっちゃうんです。
　宮崎さん、誰から聞きました？俺が遅刻したこと。」（笑）
宮崎美子：「7時50分入りに来てなきゃ、遅刻でしょー」
オードリー（若林正恭）：「それはもちろんそうです」（笑）
宮崎美子：「その後も全然コッチを向いて話してくれないんですよ。
　スタッフとばっかり話してて、
　「井原西鶴も夏目漱石も大したもん書いてないからな。」
　とか、そんな話してるんですよ。」
さんま：「何？お前、夏目漱石批判してた？」
一同：「ええええ、おいおい！すげーな！」
オードリー（若林正恭）：「その話は、まず（一旦）横に置きましょう」（笑）
さんま：「文豪批判、おう、ほいでほいで？」（笑）
バナナマン（設楽統）：「文豪批判？（笑）」
オードリー（若林正恭）：「で、俺が批判してた時は
　まだ宮崎さんにバレてないと思ってますから、
　文豪批判できる、立場なんですよ。（笑）
一同：「立場?（笑）」
オードリー（若林正恭）：「ちょっと、
　　こっ、殺してもらえますか？」（笑）
バナナマン（設楽統）：「八方ふさがりだ？」
バナナマン（日村勇紀）：「今、終わりました。」
さんま：「（時計を見ながら、）ええ、9時12分逮捕！」（笑）

※　今回はバラエティー番組での”遅刻”というダメ出しなので
　　お互いに笑いにした方が良いということから、
　　
　　上のような流れになったかもしれませんが、
　　もし、これが、普段のお仕事であなたが若林さんのように、
　　
　　コッチが悪いような状況で相手にご迷惑をかけたとしたら、
　　どうすれば上手く許してもらえるだろうか?
　　
　　
　　それを、ココでのシーンと
　　ダブらせながら考えていきたいと思います。

　　まず、上手な謝り方として、
　　たとえ大きく信頼を失うような遅刻をしてしまったとしても、

　　自分以外が遅刻の原因のときは、
　　その原因を言い、そしてそれが少しもあなたが悪くないことを

　　立証できるくらい細かく理由を言うことができれば、
　　その場は許してもらえることが多いものです。

　　（※ちなみに、）そういったときには、
　　本題をいきなり言わないことが大切で、

　　たとえば、車通勤で遅刻したときに、

　　×「遅刻してすいません。」
　　○「事前に渋滞の可能性を予測して
　　　別のルートを２つ用意していたんですけど全部渋滞で。
　　　ですので遅刻してしまいました。すいません。」

　　これで、単刀直入に言うよりかは
　　相手から許してもらえる確率がさらに高くなるでしょう。

　　が、しかし、今回の若林さんのような
　　コッチがどう見ても悪いケースでは、
　　つまり、コッチの気配りが出来ていなかったせいで

　　相手を怒らせてしまった状況ならば
　　どうやって謝ることが許してもらえやすいのでしょうか？

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