明石屋さんまのトーク力(踊る！さんま御殿・10年10月19日)

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■　踊る！さんま御殿・10年10月19日　■

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今回は明石家さんまさんの番組「踊るさんま御殿」　の中での、
さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力（会話力など）を学びたいと思います。

番組名：「踊るさんま御殿」
放送日：！10年10月19日
タイトル：ハプニング続出!豪華俳優＆女優埋め尽くしスペシャル!!
放映時間：19:56～20:54

guest：「篠原涼子　岡田将生　大泉洋　桐谷健太　山口紗弥加　近藤芳正　矢沢心　能世あんな　山崎大輔　生瀬勝久　宇津井健」

中盤のテーマ：最近やたらとイラついてしまう他人の言動
で、桐谷さんが話した、

「映画館で携帯をイジっている人」
という話から分析してみようと思います。

さんま：「特に、自分が出てる映画でそんなことやられたら
　ムカつく」
桐谷健太：「だから、僕、自分が出ている映画を見に行ったんですよ。」
さんま：「ウワッ(　゜ ▽ ゜ ;)!」
一同：「エエエエー」
桐谷健太：「ほんなら、前で（※2つ折りタイプの携帯電話を）
パカパカしてるんで、俺、言いましたもんね。」
さんま：「ウソや！」
桐谷健太：「（当時を再現して、少し抑えた声で）「携帯やめて、携帯、止めて」って言いました。」（笑）
さんま：「（桐谷さん出演の映画）BECK？BECK？それ。」（笑）
桐谷健太：「ゥグッ Σ(∂∂;)゛（笑）　　BECKとおかんの嫁です。」

※　少し返答に焦られたのか、ご自身が出演されている
『オカンの嫁入り』　という映画のことを言ってしまって?いますね。

この映画は、2010年9月4日公開の、
宮崎あおいさんと大竹しのぶさんが初共演した映画で、
桐谷さんもこの映画に出演されていて話題になっていました。

ではつづいて。

桐谷健太：「ゥグッ Σ(∂∂;)゛（笑）　　BECKとおかんの嫁です。」
さんま：「BECKとおかんの嫁？」
桐谷健太：「おかんの嫁入りは、大竹しのぶさんとご一緒させて頂きました。」（笑）
さんま：「・・・・・・（言葉を返すように少し強い口調で）
お疲れ様でございました！(・_・メ)（笑）　　アハハハ（笑）
これは、あっ、（大泉さんを指して）行くの、映画に？」
大泉洋：「いやあ、行きます行きます。あのー、僕はでもその、イラっとするよりかはこの、
　何って言うんですか、怖い映画を見て驚いてしまう自分が恥ずかしいんですよね」（笑）

※　桐谷さんが大竹しのぶさんと競演されたという話を
急に挟んできたことに対して、

さんまさんが少し“お言葉を返すようですが”
といったニュアンスでリアクションをしたのが今回の分析ポイントですが、

さんまさんは、今回のようにゲストの方が

桐谷健太：「おかんの嫁入りは、大竹しのぶさんとご一緒させて頂きました。」（笑）

などと言ったリアクションに対して、

さんま：「・・・・・・（言葉を返すように少し強い口調で）
お疲れ様でございました！(・_・メ)（笑）　　アハハハ（笑）
これは、あっ、（大泉さんを指して）行くの、映画に？」

このように答えて笑いにしていますが、
同じようなシーンが以前さんまのまんまでもあったのですが、
そこではこのようにリアクションしています。

草刈民代：「この間、（さんまさんの）元奥様と、」
さんま：「はい」
草刈民代：「お芝居一緒に、あの出させて頂きました。あの蜷川さんの、」
さんま：「はいはい」
草刈民代：「ヘンリー６世に出して頂いて。」
さんま：「はい」
草刈民代：「であの、打ち上げとか?で、大竹しのぶさんと、」
さんま：「はい」
草刈民代：「あの、ご一緒で、本当に大竹さんはパワフルだから、」
さんま：「はい」
草刈民代：「スピーチするときもいっつも走りながらスピーチなさってました。（笑）」
さんま：「本当ですか？・・」
草刈民代：「すごい楽しかったです。」
さんま：「うわぁ、・・楽しそうな人ですね（笑）」
草刈民代：「ハハ、」
さんま：「それが何よりだとお伝え下さいませ（笑）。ええ、元気そうで何よりだと。」

このシーンでは話し手である草刈さんが、
大竹さんを楽しそうに紹介すればするほど

さんまさんがローテンションになることで
笑いが成立するようなシーンです。

ですので、さんまさんもあえてここでは
ローテンションで返すことによって、
結果的に笑いに繋がっていますよね♪