明石屋さんまのトーク力(踊るさんま御殿・10年10月5日）2組目

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■　明石屋さんまのトーク力(踊るさんま御殿・10年10月5日）2組目　■

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今回は明石家さんまさんの番組「踊るさんま御殿」　の中での、
さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力（会話力など）を学びたいと思いますが、

今回は3時間スペシャルで
ゲストが3組に分かれて放送されていたので、
1組ずつに分けて分析していきたいと思います。

番組名：「踊るさんま御殿」
放送日：！10年10月5日
タイトル：赤面夫婦の秘密乱れ咲き友情炸裂スペシャル!!
放映時間：19:00～21:54

1組目：芸能人夫婦特集
guest：「梅宮辰夫・クラウディア夫婦　中尾彬・池波志乃夫婦　小橋健太・みずき舞夫婦　日比野玲・前田典子夫婦　金子貴俊・金子美保夫婦　多田健二（COWCOW）・多田邦香夫婦」

2組目：芸能人女友達特集
guest：「吉行和子・富士眞奈美　新田恵利・国生さゆり　内山理名・有坂来瞳　アジアン・友近　ほしのあき・小倉優子　板野友美（AKB48）・河西智美（AKB48）」

3組目：モテモテ独身男子vs独身オバサマ軍団
guest：「磯野貴理　賀来賢人　佐藤健　しずる　千原ジュニア　中田有紀　原沙知絵　ハリセンボン　前園真聖　森荷葉」

今回のメールでは、計3組のゲストのうち、
2組目：「芸能人女友達特集」で登場された

ゲストとさんまさんとのトークから
分析してみたいと思います。

※ 1組目については、3月23日に配信しておりますので、
ぜひご覧になってみてくださいね。

さんま：「9年ぶりらしいですね。」
吉行和子・富士眞奈美：「（驚いた様子で）はぁぁ(〃゜ｏ゜〃) 」
さんま：「すいません僕ね、
この間打ち合わせでどっちか亡くなったもんだと思いこんでて。（笑）
申し訳ない。」
吉行和子：「いるんですよ。」

※ 吉行さん・冨士さんとさんまさんがお会いするのは
9年ぶりということですが、

吉行さんと冨士さんはお二人で出演されることが多く、
さんまさんが前回お会いしたのも、
たぶんお二人でだったようなので、
今回のような流れに発展しています。

笑い的には、ちょっと毒っぽい笑いになっていますが、
この種の笑いをチョイスするときはもちろん、

久しぶりに会う、ある程度、元気で
ジョークの分かるご年配のときだけ、
と言えると思います。

また、目上の人にこういった笑いを使うときは、
公用のみ、というのが原則と考えておくのも良いでしょうね。

ではつづいて。

さんま：「すいません僕ね、
この間打ち合わせでどっちか亡くなったもんだと思いこんでて。（笑）
申し訳ない。」
吉行和子：「いるんですよ。」
さんま：「（笑いながら）まだいるんですよね。
（冨士さんの派手な衣装を見て笑いながら）今日もまた、可愛らしい。」
富士眞奈美：「何で笑うのよ？」
さんま：「いや、これ笑いこらえるの大変ですよ（笑）」
富士眞奈美：「（隣にいる吉行さんに向かって）　（私の服）ずいぶん地味だったかしら。」
さんま：「何でこの服チョイスしたんだろう、とか。」
吉行和子：「この人の隣にいるといつもね、テレビ見た人が「具合悪かったの？」って言われて（笑）
　元気ですから。」
さんま：「ひとつ今日は、よろしくお願いいたします。」
吉行和子・富士眞奈美：「お願いします。」
さんま：「（テーブルの上の台本？を見ながら）
ええ、今日は初めての方がたくさんいらっしゃって、
あっ、（元おニャン子の新田恵利さん・国生さゆりさんを見ながら）
この２人は、ええ、　考えたらそやよね？おニャン子クラブから、秋元くんやもんね。」
国生さゆり：「そうです。２５年前です。」
さんま：「セーラー服を脱がさないで。」
一同：「ああ。」
さんま：「それが今、「会いたかった、会いたかった」（AKB48の曲）やもんな。（笑）
　メンバー変えて、　ぼろ儲けしてけつかる（笑）」
国生さゆり：「いくら稼いだんだろう、　秋元さん？」　（笑）
さんま：「ねえ、　まぁあの脂肪からいくと（指でお金のサインである円を作って）
だいぶいってますよ（笑）。AKBはおニャン子知ってんの？」
板野友美（AKB48）・河西智美（AKB48）：「もちろん知ってますよ。」
さんま：「え、でも生まれてないよね？」
板野友美（AKB48）・河西智美（AKB48）：「（考えている様子で）生まれて、る？。」
さんま：「え、25年前やから生まれてないに決まってるやんか！（笑）」
板野友美（AKB48）・河西智美（AKB48）：「・・・」
さんま：「今日は、君ら初めての出演やけど、いくつ？」
板野友美（AKB48）：「１９です。」
河西智美（AKB48）：「１８です。」
さんま：「１８、生まれてないやろ完全に！（笑）
あっ、でも一応“セーラー服を脱がさないで”とかは知ってるんだ？」
河西智美（AKB48）：「全然知ってます。」
板野友美（AKB48）：「たぶん、親が。」
新田恵利：「お、親!?（残念そうに）そうね、そうね、。」
さんま：「絶対そうやって。親の年代やろ？親が憧れてた、」
国生さゆり：「私が24の時に生んでいたら（彼女たちが18，19）。」
さんま：「あ、もう、まさにそうだ。」
国生さゆり：「はい。はい。」
さんま：「うわ、すごいどう思う、こんな先輩を見て？」
新田恵利・国生さゆり：「25年後、どう、ここ（の席に座ってるかもよ）？（笑）」
さんま：「25年後（桂三枝さんのマネで）「いらっしゃーい」（笑）。
（富士さん・吉行さんを指して）50年後（笑）」
吉行和子：「振らないで。（笑）」
さんま：「あ、ごめんなさい。　考えたら18で、まぁ、ほしのさんも小倉優子ちゃんもね、」
ほしのあき・小倉優子：「うん。」
さんま：「その時代があったわけですからね。」
ほしのあき・小倉優子：「ありました（2人で隣同士向き合って）
ね(*δδ)(*,,)(δδ*)(,,*)」（笑）
さんま：「ハハハ、もうそんな会話になんねんな（笑）。
オイラはずっと長いこと司会やらせてもうてるから、
君らの１６だ、１７、だ１８は知ってるわけやから。」
ほしのあき・小倉優子：「うん。」
さんま：「こっちもそやねん。」
ほしのあき・小倉優子：「うん。」
さんま：「一緒に、仕事してたんですから。」
ほしのあき・小倉優子：「うーん」
さんま：「不思議なもんやよねー。やっぱ若いなと思うんだ？ほしの、（AKB４８を）見てて」
ほしのあき：「思いますよー。だって、10代って言うだけで響きがちがうじゃないですか。」
さんま：「おうおう、（強調するように）“20代後半”とね！?」
ほしのあき：「いや、30代前半。あたし３３なんで。」
一同：「ええええ」
ほしのあき：「そうですよ、あたし３３ですよ。」
さんま：「３３で、そのリボンはアカンやろ!?　なぁ?」
ほしのあき：「そう、ガンバってるんです。」
さんま：「三十路リボン！?」
ほしのあき：「そう、三十路リボンつけてガンバってます。」（笑）
さんま：「若いとき付けたら可愛らしい、今ティッシュにしか見えないよね！」（笑）

※　初登場の紹介で、おニャン子クラブの2人の話になり、

おニャン子クラブ　⇒　プロデューサー秋元康さん　⇒　AKB48

この流れで後ろに座っているAKB48の2人に話を持って行き、
今度は2組の関係性について話しています。

さんま：「うわ、すごいどう思う、こんな先輩を見て？」

という質問がそれですが、
この質問で、相手の感想を聞いています。

つまり、AKBから見たおニャン子クラブの感想を聞いています。

これは、同じグラビアという職業の中でも

特に秋元さんプロデュースでデビューしたアイドル
ということでつなげていますので、

話を縦に掘り下げていることになりますが、

そのあとの展開で

さんま：「うわ、すごいどう思う、こんな先輩を見て？」
新田恵利・国生さゆり：「25年後、どう、ここ（の席に座ってるかもよ）？（笑）」
さんま：「25年後（桂三枝さんのマネで）「いらっしゃーい」（笑）。
（富士さん・吉行さんを指して）50年後（笑）」
吉行和子：「振らないで。（笑）」

このように、25年後、というキーワードが出てきましたが、
笑いのポイントとして振り子の振り幅を広げるというテクニックがあるので、

25年後　→　50年後

というようにさらに振り幅を広げて
笑いを生んでいることが分かりますね。

そして、その後で、

さんま：「あ、ごめんなさい。　考えたら18で、まぁ、ほしのさんも小倉優子ちゃんもね、」

と、「18歳当時の国生さんや新田さんの話」をテーマにしようとして、
そこから、今度は、18当時のアイドルの話として
小倉優子さんやほしのあきさんに話を振り、

そこからまた、今度は小倉さんやほしのさん達から見た
AKB48の感想を聞いています。

この、お互いの感想を聞くメリットとしては、

「お世辞」が出てきたら、批判すれば盛り上がり、
悪口が出れば、そのまま乗っかればいい、

といったように、(メ-_-) ・・・☆・・・(-_-メ;) バチバチと
対立関係を作り、盛り上がるメリットがあります。

ですので、複数のグループや団体、夫婦などと話しているときに、
盛り上がりがほしくなったら、

あなた：「どう？先輩の仕事ぶりは？」
あなた：「どうですか？お友達とは仲良くできていますか？」
あなた：「彼女とはラブラブで？ケンカとかはしてないですか？」

と、お互いをどう思っているかを聞くことは
盛り上がりを作るためには効果がありますので、
ぜひ意識的につかってみると良いですね。

では、次回は、踊る！さんま御殿！（10年10月5日）
この放送の3組目のトークについて分析しますのでお楽しみに(^O^)