威圧感のない話し方のコツ

トーク力 HOME　＞　芸能人のトーク力　＞　SMAP中居正広のトーク力　＞　威圧感のない話し方のコツ

■　威圧感のない話し方のコツ　■

sponsordlink

『（この人）何か怖い・・・』

人と会話をしてるとたまにこのようなシーンに
遭遇することがあります。

これは、仕草や動作などももちろんですが、

トークにおいても、例えば、

相手「なんでそんな事したの？」
相手「今そんなに楽しくてどうするの？」
相手「なんで今日はその服を選んだんですか？」

などと言われたりすると、
人は怖いと感じたりすることが往々にしてありますが、

では、なぜこのような質問をされると怖いと感じるのか？

そして、あなたがそのような質問をしないためには
どうしたらいいのか？

ということを、今回は以前の続編で、
SMAPの中居さんがMCを務める、

”『火曜曲!』”（かようきょく!）という番組での
中居さんたちのトークを実際の動画から見て
学んでいきたいと思いますので

まずは以下のリンクをクリックして開いてください。

タイトル：芦田愛菜　「火曜曲」より　2/4

→　http://www.hot-relations.net/movie/kayoukyoku2.mp4

（※　上のリンクから動画をダウンロードしてご覧ください。

　（↑のリンク文字の上で右クリックを押して
　”対象をファイルに保存”　を押して
　パソコン上の好きな場所に保存してご覧ください。）

　動画を閲覧するには、動画再生ソフトを
　お手元のパソコンにインストールする必要があります。

　おススメは、動作が速い”FLVプレイヤー”
　という無料ソフトです。

　”FLVプレイヤー”のダウンロード方法はコチラ

→　http://www.hot-relations.net/flv.html
→　http://www.hot-relations.net/flv2.html）

■今回の分析内容

番組名　　：　火曜曲!
番組HP　　：　http://www.tbs.co.jp/kayou-kyoku/
番組詳細　：
　TBS系列で、2012年4月24日から、毎週火曜日の21:00 - 21:54（JST）
　に放送されている音楽番組。　（Wikipedia調べ）

□番組内容参考ページ
→　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%9B%9C%E6%9B%B2

□中居正広とは？
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B1%85%E6%AD%A3%E5%BA%83

今回分析するポイントは、約１分１３秒～　ですね。

ーーーー　ここから↓　ーーーーー

中居正広「楽しいよね？お仕事楽しい？」
芦田愛菜「はい」
中居正広「楽しいよね？」
江角マキコ「歌が好きでしょ？」
芦田愛菜「はい」
江角マキコ「お芝居も好きでしょ？今そんなに楽しくてどうするの？」
一同「(笑)」
芦田愛菜「（苦笑）」
中居正広「恐怖感を与えないの恐怖感を。」
江角マキコ「いやいや、何かほら今こんな楽しいとさぁ、
　どうなっちゃうんだろうって」
中居正広「あと30年くらいしたらページめくれなくなるからね。」
一同「(笑)」
中居正広「手に脂がないのよカッサカサで。めくれないから
　（指をなめて本のページをめくる仕草をして）ずっとこうやって。」
一同「(笑)」

※　江角さんが愛菜ちゃんに質問したことで

　　笑いが生まれているのがこのシーンですが、

　　そもそも何でこの江角さんの言い方が恐怖感を与えるのか、

　　この部分ですね　↓

　　江角マキコ「お芝居も好きでしょ？今そんなに楽しくてどうするの？」

　　この質問が怖がられる理由として考えられるのは、

　　・愛菜ちゃんが答えようがない無理難題をしている、
　　・強いアイコンタクトで聞いている

　　人間ならば誰しも楽しいに越したことはない、
　　と考えるのが普通なのにも関わらず、それに対して

　　「そんなに楽しくてどうするの？」

　　と聞いています。そうなると聞かれた方は

　　『そんなこと言われても・・（困）』

　　と逃げ道がなくなり、思考停止し、今度は

　　『楽しいことがいけないことなのか？』
　　『楽しんじゃいけないのか？』

　　と不安になり、困ってしまうわけです。

　　そして、さらにそれに輪をかけて

　　強いアイコンタクトで相手に答えを求めているのですから、

　　”『楽しいことはいけないことなんだよ！』ということを強調している”

　　つまり、不安をより強要されているようで
　　余計に恐怖を感じるというのがここでのカラクリと言えます。

　　ですので、江角さんのように姉御キャラを演出したいときには
　　少しこういう強い言い方を利用するのも手ではありますが、

　　そうでない方で、脅迫っぽい質問をしないためには、
　　答えられない質問をするのをやめること、

　　（特に、相手があなたに比べてかなり後輩で
　　　　ちょっとした反抗も出来ない関係の時は注意）

　　もし言ってしまったら、プレッシャーを軽くするように
　　コントロールすれば恐怖感も軽減します。

　　（すぐに視線を反らしたり、フォローを入れるなど。）

次回は後編として、江角さんの話を受けた
中居さんのトークから、その笑い反応が生まれた流れについて
分析していきたいと思います♪