電話応対のマナー(保留のやり方)

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■ 電話応対のマナー(保留のやり方) ■

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ビジネス上の電話でも日常の電話でも、
電話で相手を待たせるシーン、というのは良くあります。

これには2つ、

・いったん電話を切ってから待たせるもの。
・通話中に待たせるもの。

これらのタイプがあり、
どちらにもマナーというものがありますが、

同じ待たせるでも、
その場の電話で待たせるときに
必要なマナーについてお話します。



その場の電話で待たせるとき、
ヒドい人の場合、何も言わず勝手に会話が途切れ、
気づいたら放っとかれてしまったり、


コッチは急いでいるのに、
「ちょっとお待ちくださいね。」と
コチラが言う前に保留にされたり。


こういう人はコチラの状況は関係なしに、
自分勝手に、ワガママに、保留に切り替えます。


こういう人と少しでも電話のやり取りをしないためには、
普段から他人の自分勝手ぶりなどを見て判断する、

これくらいしか対策はありませんが、
初対面の人と電話しないといけないシーンなんか

知らない会社に質問するために電話する時など、
日常茶飯事です。



やはり理想としては、

「少々お待ち頂いてよろしいですか?」

と聞いて、「はい」と了承を頂いてから、
保留に切り替える。

そして、保留に切り替えてからも、
保留音を聞かされる立場になれば分かりますが、

意外と早い時間からイライラし始めることが
あなたも理解できるはず。


そのイライラの原因は、

・いつまで待たされるんだ、というイライラ
・保留音をずっと聞いている心地悪さからくるイライラ
・(あなたが掛けた電話であれば)この間も、通話料金がムダに掛かることになるイライラ


ある調査では、70名ぐらいの人を対象に、

電話を掛けて、

「少々お待ちください。」と言われた、つもりで
目をつぶって保留音を聞いてもらい、

『「そろそろ出てくれ』 と感じたところで
手を上げてください!

という実験を行ったところ、

約80%の人が20秒〜30秒の間だったというのです。

そう。ほとんどの人は、保留に30秒もガマンできないんですね。


ですので、相手を待たせるとき、特に
30秒以上待たせるときは、

「一旦、折り返します。」と言って電話を切ったほうがよいということ。

ビジネスであれば、
「折り返しますので、念のため、お電話番号とお名前を頂戴してよろしいですか?」

と、相手の情報(番号・名前)を聞くのも、
忘れずに行うことが大切です。


「ちょっと待ってくださいね。」と言って、
相手を待たせる時は、自分ごとですから良いですが、

そのまま待たされる相手の立場にしてみれば、
言い方や待たされる時間によっては

気分を害してしまいます。

その後では、コミュニケーションも上手くいかないのは
必然とも言えるかもしれません。

ちょっとした待たせるコツ、
これもコミュニケーションの一つだと思いますが
あなたはどう思いますか?

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