トーク力 HOME > 日常のコミュニケーション能力 > 人を動かす基本テクニック「はいはい質問法」の弱点
sponsordlink
以前ご紹介した、人を動かす基本テクニック「はいはい質問法」、
今回はその弱点についてご紹介します。
人は気分がいいときには、
「はい。」 「OK!」
と言いやすいので、前もってその雰囲気作りをしておく、
こういったことも交渉ごとにおいては大切です。
ですから、はいはい質問法のポイントは、
・「はい。」「はい。」と言わせ続ける
・「はい」と気持ち良く言ってもらう雰囲気を作る
これが必要になってきます。
人はいつも、質問されると
正しいか間違っているかの判断をする生き物ですが、
「はい。・・・はい。・・・はい。・・・はい。」
と、言い続けていると、
いちいちあなたがする質問に対して
正しいか間違っているかの判断が
麻痺してくるんですね。
「いいえ。」と言う意識がなくなってくるので、
それが正しいか、いちいち確かめずに、
「はい。」と言ってしまうんです。
ですから、この方法は
相手に麻酔を打っているようなもので、
なかば強引な方法とも言えます。
質問の「?」、でチクっと注射していると考えれば
分かりやすいかもしれませんね。
あなた:「Aさんは確かかなりの健康マニアですよね?(チクッ)」
Aさん:「はい。」
あなた:「やはり食生活にも十分気をつけてらっしゃいますよね?(チクッ)」
Aさん:「はい。そうですね」
あなた:「太ることなんか持っての他ですから、
甘いものよりは低カロリーなものを選びたいですよね?(チクッ)」
Aさん:「はい。ですね・・」
あなた:「なら、今日はデザートをガマンした方が良いですよね。(チクッ)」
Aさん:「はい・・・確かに。」
ですから、「はいはい質問法」の弱点、これは、
後で相手から 「だまされた・・・」
と思われてしまうこともある、ということ。
だからこそ、相手が結果的に喜ぶ
使い方をすることが大切になってきます。
たとえば、上の例でいえば、
健康のためにカロリーを抑えたいけど出来ないような人にデザートをガマンさせる。
ダイエットしたいけど出来ないような人にデザートをガマンさせる。
「はいはい質問法」では、
そういった、相手が結果的に喜ぶ
使い方をすることが大切になってくるでしょうね (^○^)
sponsordlink
☆ 会話術についてもっと詳しく知りたい方はこちら
読むだけでトーク力がアップする 【ホットリレーションズ通信】無料版
■ 無料メルマガ ■
■ おすすめ情報 ■
■ コンテンツ ■
■ サイト情報 ■
■ ホーム ■
Copyright© 2012 トーク力 All Rights Reserved.